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週三以上での上達法

前回、レッスンの回数が増えるとかえって上達しにくくなることがあると書きました。

でも、レッスンをたくさん受けたくてしょうがない気持ちもわかります。

しかも、上達をともなって。

そんなことできるのでしょうか。

できます。

できるようになる答えを書く前に、できなくなる状況を確認すると、戦略がないまま日々のレッスンをこなしてしまうような状況がそれです。

何曜日の何時には何処どこでレッスンを受ける、という受け方です。

これは、単にレッスンをやっつけ仕事のようにこなしているだけで、上達のパズルのピースが埋められていくことはありません。

でも、からだが動かせている満足感や、レッスンをこなせている達成感は満喫できます。

では、上達につながるレッスンの受け方はどのようなものかというと、目的別の受講となります。

前にも書きましたが、筋肉的には負荷が加わると2日以上休ませる必要があるわけですから、週三回以上のレッスンで毎回同じようにからだを使っていては、負荷がかかる部位が特定されてしまいます。

壊された筋肉が回復する前に次のレッスンが来て、同じ筋肉を壊すということを繰り返すことになります。

これでは筋肉は鍛えられません。

ボディビルなどの例を見ると、毎日のようにジムに通っていても、鍛える部位を日々変えることで、ほどよく休息期間が得られるようにローテーションを組むようです。

これをバレエに応用すると、脚を頑張る日と、体幹を頑張る日と、腕を頑張る日などに振り分けてみるという方法が考えられます。

また、バレエの構成要素として、音楽性やステップのボキャブラリー、感情表現などさまざまなものがあげられます。これらの中から日替わりで優先するテーマを変えていくことでレッスンにメリハリがつきます。

音楽性一つとっても、まずは拍子や小節数を把握して音通りに正確に動くように努力する。次に、小節のかたまりに対してどのステップが対応しているかをしっかり押さえる。音の食いや溜めを動きで表現する。などなどいくつか課題を設定することができます。

ボキャブラリーにしても、あるステップのフランス語での意味から、動きの正確な定義を毎回確認し、動きの発展型も意識する。などなどです。

こうすることで、漫然と同じことを繰り返すようになりがちなレッスンが、頭もからだも忙しい、メリハリのついたレッスンに変わってきます。それでいて、負担のかかる部位も意図的に移り変わらせることができ、効率的に筋肉を鍛えることができます。

とはいうものの、これをやろうとすると音楽についての知識が必要になりますし、ボキャブラリーについてはバレエ辞典などで動きの定義を勉強しておく必要もでてきて、レッスンのときだけバレエのことを考えているようでは間に合わないことがわかります。

つまり、日常的にもバレエに対して時間を割かねばならなくなってきます。

そこに時間や労力を投資する必要が出てくるわけです。

そうなってくるとますます敷居が高くなってきますね。

どこまでできるかは各人各様だと思います。

続く...

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