« 片足ルルベを立ちやすくする | トップページ | レッスン間隔 »

限られた時間の使い方

普通、上達というと、できないことが一つできるようになり、また一つできるようになりと、階段を上るようにレベルアップしていく様子をイメージすると思います。

つまり、あるステップを「マスター」した場合、それ以前とは違う能力が身についたわけで、そう簡単にはもとには戻らない。そのまま次のステップを「マスター」すればさらに上に行けるというわけです。

ところが、昨日紹介した体操は、一時的に一段高いレベルにからだの状態を持ち上げてしまうのです。

そして、その一段高い状態から動くことになるため、本来のレベルでは経験できない動きや感覚を味わうことができることになります。

このハイレベルになった状態が仮の姿であるところがミソです。

ただし、考えようによっては、これこそが本来のレベルであるともいえます。不必要にかかっていたブレーキを取り外した状態ともいえるからです。これは基準をどちらにとるかということの問題なので、ここではたいして問題にはなりません。

一般には、本来のレベルのまま地道にステップアップを目指すことが多いと思いますが、「仮のハイレベル状態」に持ち上げるワザを身につけると、まるで高速学習しているかのように、いつもより難しいことができたり、はやくステップが習得できるようになります。

ここで注目していただきたいのは、こうやってからだの学習モードを意図的に切り替えられるという視点を持つというところです。

地道に一歩一歩改善していくことが悪いことだとは思いません。でも、せっかくですからご自分を上達させる攻め手の一つとして、そういったワザを取り入れてみるのも良いのではないかと思います。

特に大人の場合、精一杯動ける時間はそう長くありません。限られた時間の中で、少しでも効率よく上達させていくためには、真面目さだけでなく、要領の良さも必要であると思います。

続く...

|

« 片足ルルベを立ちやすくする | トップページ | レッスン間隔 »

心と体」カテゴリの記事