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片足ルルベを立ちやすくする

一つの答えとして、深部感覚の感度を上げてしまえばよい、というのがあります。

先日、直立に必要なセンサーの組み合わせとして

3) 平衡感覚+深部感覚

を紹介しました。この足し算の答えが大きくなればなるほどセンサーの感度が高まった状態になり、したがって、安定して立てる状態であることになります。

もし、この式にある平衡感覚か深部感覚のどちらか一方を、人為的に高めることができるとしたら、それは安定して立ちやすくなることを意味します。

そんなことができるのでしょうか?

できます。

実験してみましょう。

【実験】
1. まず、片足でルルベに立ちバランスの安定感を調べてください。
2. 次に、両足を大きく開いた大の字に寝て、両手はバンザイします。
3. 息を吸いながら、両足のかかとを強く突き出し、つま先を引きます。
4. 息が苦しくなったら、イッキに全身の力を抜き、3呼吸待ちます。
5. ふたたび片足でルルベに立ちバランスの安定感を調べてください。

5.の安定感を1.と比べてみてください。変化はあったでしょうか。

2.~4.がうまくいけばほとんどの場合で5.のほうが安定しているはずです。

原理を説明すると長くなるので割愛しますが、この体操により、深部感覚の感度が高まるのです。

ということは、直立の安定感が増すので、片足ルルベでの安定感も増すことになります。

これをレッスンに活かさない手はありません。

普通の感度の深部感覚の方がこの体操により、一時的でも感度を上げた状態でレッスンに臨めば、片足ルルベで立ちやすい状態でレッスンを受けることができることになります。

普通の感度のままレッスンを受けた場合と比べると、より上達できることが想像できますね。

裸眼では字が読みにくい方が、眼鏡をかけることで一時的に視力を回復させ、本を読んだりすることと似ています。

根性でからだを改造しようとするのではなく、知識を応用して状況を乗り切ろうというアプローチです。

続く...

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