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2009年1月

モモもターンアウト

ターンアウトというと股関節からつま先までのトータルで考える必要があります。

今回はモモに注目します。モモの骨のことを大腿骨といいます。

先生に「もっと膝を開いて!」などといわれることはありませんか。

これはもっとトーンアウトしなさいということと同じですね。

もしそういわれたら、モモを外へ回す、つまり大腿骨を外旋すればよいことになります。

これでよりターンアウトできるようになります。

この場合、先生は膝の向きでターンアウトの度合いを見ていることになります。
では、どこまで膝が開けば、あるいは膝がどこを向けばOKなのでしょうか。

理想的には真横になります。

ところが、統計的には膝が真横を向くことはほとんどありません。あくまでも理想として真横を目指します。

なるべく膝が真横を向くにはどうしたらよいでしょうか。

そう、股関節を外旋させればよいのです。

では、膝の向きは股関節の外旋だけで決まるのでしょうか。

いいえ、実は決まりません。

モモのねじれが影響します。

ねじれたショートパスタのようにモモがねじれている様子を想像してください。
股関節に対して膝が外へ向くようにモモがねじれていると、そのぶん膝が真横に近づきます。

逆に、膝が内へ向くようにモモがねじれていると、せっかく股関節が開いても膝は真横から遠くなります。

このモモのねじれ具合が人によって大きく異なるのです。

どうねじれていると膝が真横に向きやすいでしょうか。

そう、なるべく膝が外へ向くようにモモがねじれているとよいわけです。

そんなモモに改造できるでしょうか。。

できません。

自然に任せるしかありません。

ではどうやったら少しでも膝を真横に向けられるでしょうか。

股関節を開くしかありません。

股関節はできるだけ開き、モモのねじれが加算され、得られた膝の向きが自分の限界の膝の向きとなります。

モモが外ねじれのひとはラッキーですね。

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スネもターンアウト

ターンアウトというとつま先の開き具合に注目が行きがちですが、実際には股関節からつま先までのトータルで考える必要があります。

今日はスネのターンアウトに触れてみたいと思います。

スネとは、膝から足首までの部分を指します。

ここの骨は二本あり、太い方が脛骨(けいこつ)、細い方が腓骨(ひつこ)と呼ばれます。

ターンアウトに関係して問題となるのは、脛骨です。

この骨がどう問題になるかというと、まっすぐではないのです。

まっすぐでないとは、どうなっているのか考えてみてください。

答えは、「曲がっている」か「ねじれている」、あるいはその両方となります。

ターンアウトに関係するのは、「ねじれ」のほうです。

膝に対して足首側が外へ向かってねじれている場合もあれば、その逆もあります。

このねじれが大きいと、プリエをしたときに、膝の向きとつま先の向きがそろわなくなります。

たとえば、足首側が外へ向かってねじれていると、プリエをしたとき、膝はつま先の向きより中に入ってきます。

よく「膝の向きにつま先を置く」などといいますが、実はそれができない人も一定の割合でいるということです。

この分の踊りにくさを常に抱えて踊ることになります。

なぜこのようなねじれが生じるかというと、生まれつきによる部分もありますが、後天的な原因として、無理なターンアウトが指摘されています。

十歳前後の骨の成長期に、股関節での開きが不十分なのに、つま先だけでも目一杯開くようにしていると、まだ柔らかさが残っている骨が少しずつねじれていくというわけです。

股関節の開きに左右差がある場合は、股関節が開きにくい側のスネでねじれが起こりやすいです。そちらのほうがなんちゃって度が高くなりますから。

いずれにしてもこれはもとには戻せません。

足を前に投げ出して座ってみてください(長座)。左右の膝頭の向きをそろえたとき、つま先は外へ向かって倒れていませんか。どちらか一方でその傾向が強いですか。

もし該当するようであればスネがねじれているかも知れません。膝とつま先がそろっているようであればラッキーです。

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