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ターンアウトがわからない1

「ターンアウト」といえば、おそらくレッスンの中でもっともよく耳にする言葉の一つだと思います。

教師は、生徒にもっとターンアウトして欲しくて何度も「ターンアウト、ターンアウト」と繰り返します。

生徒は生徒で「もっとターンアウトしなきゃ」と必死になります。

これは日本中、あるいは世界中で見られるごく日常的な風景かも知れません。

ところが、ちょっと立ち止まって考えてみると、ターンアウトとはいったい何なのか答えられるでしょうか。

つま先の開き、膝の開き、股関節の開きなどなどいくつかの答えが聞こえてきそうです。

実は、どれも正解になり得るのが現状です。

というのは、ターンアウトの測り方には世界標準がないのです。

言い換えると、ターンアウトには定義がないのです。

定義がないのですから「ターンアウト=よくわかんない」ともいえるわけです。

ということは、教師がいう「もっとターンアウトして」とは「もっとよくわかんないことして」といっていることと同じになります。

生徒が思う「もっとターンアウトしなきゃ」は「もっとよくわかんなことしやきゃ」と同じになります。

「よくわかんないこと」を目指して「よくわかんないこと」をしていても何も具体的な変化が起こらないように思いますが、はたしてどうなのでしょう。

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