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2009年7月

ボーイズダンスがおすすめなのに

うちの息子はボーイズダンスを習っています。ヒップホップとアイドルダンスを合わせたような踊りと言ったらいいでしょうか。

明後日、近所の商店街の夏祭りのステージで発表する予定です。
ダンスというと女の子のもの、という先入観が強いのかボーイズダンスのメンバーはいつも少なめです。増えたと思ってもすぐに減ってしまい、平均するといつも少なめです。

日本男児たるもの踊りなんぞ、という武士道精神の表れかと思いきや、海外でも同じような傾向にあるようです。

以前、Nigel Grant氏のダンス教師向けのニュースレターを購読していたことがあるのですが、西欧諸国のダンス教師の方々もクラスに男の子が少ないことや、男の子の生徒たちがダンスを習っていることを理由に学校でいじめられて困る、というような投稿がありました。

Dance Teachers On-Line Mailing List newsletter
http://www.dtol.ndirect.co.uk/

私自身のバレエ経験からしても、一クラスの中に男性は1人か2人で女性がその20倍くらい、という人数構成が普通でした。

私が見た限り、これは日本でもアメリカでもヨーロッパでも変わりませんでした。

ニューヨークではバレエを習っているというと、即「ゲイか?」といった反応が返ってきました。そう聞きたくなる気持ちもわからないではないのですが。。

体を表現手段として自己表現を展開するダンスは、単に上手に踊れるかどうかとか、楽しいかとか言うことに留まらず、さまざまな能力の開発につなげられる可能性を秘めていると思います。

数の認識、空間認識、他者との協調性、音楽的感性、運動能力、芸術的感性、文脈理解力、自己表現力、医学的知識など、いくつもメリットが挙げられます。

こういったメリットを求めてダンスを習うのも一つですが、当方はそういう計算なく習っていました。ひたすら夢中に習っていました。

結果的に何かのメリットを享受していたのかも知れませんが、そこに興味はありません。

中京テレビのスーパーチャンプル(http://www.ctv.co.jp/chample/)では、ヒップホップを踊る小学生の男の子がたくさん活躍し、とても楽しませてもらっていたのですが、番組が終わってしまい、とてもがっくり来ています。

ダンスの可能性を強く感じているだけに、息子が通うボーイズダンスのメンバーが集まらないことが残念でなりません。何かできないか思案中です。

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お盆に開催 アナトミーバレエ&ヴァリエーション・マラソン

8月のお盆の時期にヴァリエーション・マラソンとアナトミーバレエを開催いた
します。毎回「役に立った」「有意義だった」「痛みが出なくなった」とご好評
頂いております。その他の参加者の声についてはHPをご覧下さい。

さまざまな特典を用意してお待ちしておりますので、この機会にぜひご利用下さ
い。

【日時】
●アナトミーバレエ(25歳以上)
 8月14日(金)
   13:00-15:30 ポジションの真実─軸脚基準・動脚基準
   16:00-18:30 脚を高く上げるコツ1-ア・ラ・スゴンドの3つの上げ方
           ─高さの違い
 8月15日(土)
   13:30-16:00 脚を高く上げるコツ2-アラベスクの理想と現実、
           そ して対策
   16:30-19:00 日本人のためのポアント・テクニック─凸と凹のシー
           ソー関係
 8月16日(日)
   13:30-18:45 ターンアウト-アクセルとブレーキの法則(前編&
          後編)
          ※再受講の方には、格安の再受講価格をご用意

●ヴァリエーション・マラソン(12歳以上)
 8月15日(土) 10:30-13:00
 8月16日(日) 10:30-13:00

  課題曲:下記から一つお選び下さい
   1.『くるみ割り人形』第2幕より 金平糖の精のヴァリエーション
   2.『ラ・バヤデール』より ガムザッティのヴァリエーション
   3.『眠れる森の美女』第3幕より フロリナ王女のヴァリエーション
   4.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』より 女性ヴァリエーション
   5.その他の課題曲(希望曲をお知らせ下さい)

詳しくは、HP(http://www.dancingfun.net/)の右側「お知らせ」欄から「アナトミーバレエ」または「ヴァリエーション・マラソン」のページに入ってご覧下さい。

【受講料】
●アナトミーバレエ
 一つのテーマにつき
  一般 15,000円
  会員 12,000円

 ただし、8月16日(日)「ターンアウト-アクセルとブレーキの法則(前編&後編)」については1テーマですが2枠となるため
  一般  30,000円
  会員  24,000円
  再受講 10,500円

体だけでなく頭(脳)にも汗をかいてみたいとお考えの方、経験則に限界を感じている方のお越しをお待ちしております。

お支払は銀行振込、現金、チケット(発表会プランのチケットは対象外)のいずれかとなります。

●ヴァリエーション・マラソン
  一般 15,000円/日
  会員 12,000円/日(チケット利用可)

お支払は銀行振込、現金、チケットのいずれかれとなります。

【特典】…お申込いただいた方には次の特典がございます。特典がつくに
     はワケがあります。詳しくはHPをご覧下さい。 
 特典1【一週間返金保証】…ご満足頂けなければ受講料が全額返金され
     ます。
 特典2【複数受講割引】…同時に複数テーマにお申込み頂くと受講料が
     割引になります。最大22,500円引き!
 特典3【お友達割引】…お友達と一緒に申し込まれると人数に応じて受
     講料が割引になります。
 特典4【ダンサー整体割引】…受講の際にダンサー整体にご予約頂くと
     施術料30%オフ!
 特典5【ポアント・ストレッチャー割引】…受講の際にご購入頂くと購
     入代金が30%オフ!
 特典6【アナ&ヴァリ同日割引】…同日のアナトミーバレエとヴァリエ
     ーション・マラソンにお申込いただくと受講料3,000円オフ!

いずれも少人数制ですので、ご興味がおありの方は今すぐお申込下さい。

最後に

【HPリニューアルのお知らせ】
ただいまHPの全面リニューアルに向けて作業を進めております。ご希望のコンテンツや機能などリクエストを受け付けておりますので、どんどんアイデアをお寄せ下さい。

最後までお読み下さいまして誠にありがとうございました。

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セミナーに行ってきました

先週、都内で開かれた経営者対象のセミナーに参加してきました。三日間朝から晩までホテルの会場に缶詰になるハードなものでした。宿題もたっぷり出され、読んだり書いたり毎晩夜二時まで格闘しました。まるでアメリカの大学生のようでした。(日本の大学生に失礼かな)

講師はアメリカ人だったので英語です。同時通訳もついていました。最初は通訳の音声が聞こえるイヤホンは使わず直接聞いていました。普段英語を聞く機会がほとんどないので新鮮だな~などと思っていたのですが、専門用語が出てくると雲行きが怪しくなってきます。

そこで同時通訳の音声を片耳で聞くことにしました。とたんに脳が混乱します。

なぜかというと、英語と日本語で同じことをいっているのですが、五秒から十五秒ほど時差があるのです。

これが聞きにくい。極めて聞きにくい。

英語を聞いて「あ~、こんなこと言い始めたな」と思っても、日本語ではまだ過去のことをいっていて、十秒ほど遅れて日本語で訳し出されてくるのです。そのころ英語では次の文や段落に進んでいます。

イヤホンを左耳につけていたとすると、右耳から聞こえる英語の音声とそのときの身振り手振りやスライドを一時記憶として十秒ほど脳のどこかにためておいて、遅れて左耳に入ってくる日本語と照合するわけです。それと並行して、現在進行中の英語や視覚情報を新たにバッファして。。。という作業が続きます。

これだけでもハードなのに、さらに並行してメモを取ったりテキストやスライドを読んだり書き写したりするわけです。

これは問題ですね。

諦めて、イヤホンを両耳につけて、日本語だけ聞いてみました。

楽です。

確かに楽ですが、いま目の前で話している講師の動きと一致しません。身振り手振りやスライドなど、明らかにずれっぱなしです。臨場感がないのです。ジョークをいったときなど最悪です。講師がかわいそう、などと思ってしまうほど。

オーディオブックを聞いているのに近い状態です。

それならわざわざライブで講師や参加者と場を共有できるセミナーに参加している価値が半減してしまいます。

諦めて、イヤホンを外しました。

楽です。

臨場感たっぷりに時間が経過していくのがわかります。

でも、やはり専門用語がばんばん出てくるとついていけなくなります。

そこで、両耳開放、両耳イヤホン、右耳イヤホン、左耳イヤホンの四パターンのうち単位時間あたりの情報処理量が最も多くなるのはどれか調べながら一時間くらい経ったころ、ようやく答えが出ました。

左耳にイヤホン、右耳で直接音の組み合わせが一番安定していることがわかってきました。

論理性に富む左脳に論理的な言語である英語が入るように右耳は開けておき、情緒性に富む右脳に情緒的な日本語が入るように左耳にイヤホンとなったのでしょうか。その真偽はわかりませんが。

結局、三日間ともほとんどの時間を左耳にイヤホンで過ごしていました。

右か左かの問題より気になったことがあります。

それは、英語の方が世の中に早く情報を提供している、ということです。

講師が英語でしゃべっているのですから当然といえば当然ですが、提供される情報はまず英語で世の中に出てきて、日本語化されるころには過去のものになっているということです。

学術的な論文もインターネット上のコンテンツもその大部分が最初に英語で世の中に出現します。日本語化は当然遅れて行われます。しかも日本語化されるのはごく一部です。

医療関係の専門書をよく購入しますが、多くの最新情報は英語で書かれています。専門書の場合、翻訳本が出るまでに五年から十年くらいかかることがよくあるようですが、日本語版を手にしたとき、英語版ではすでに改訂版が出ていたりします。

そうすると、この日本語版を読むことにどれくらい価値があるのでしょうか。もちろん読まないよりはましかもしれませんが、原書が改定される中で、すでに不要となった情報の価値は半減、場合によってはそれ以下になっているわけです。

日本語圏、つまり日本の中だけで考えれば、日本語版が出た時点ではその本の内容は最新かもしれませんが、英語圏まで拡張して考えると、時代後れの内容を最新だと思って勉強していることになります。

本の場合は五年から十年の遅れ、セミナーの場合は五秒から十秒の遅れ。時間の尺度は異なりますが、遅れているという点では共通しています。

アニメや工作機械など分野によっては、日本語で提供される情報が世界最新であることもあるとは思いますが、いま日本人が価値を感じている対象の中で、英語で提供される情報が最新になっている分野はどれくらいの割合を占めているのでしょうか。

おそらくかなりの割合にのぼると思います。何パーセントかは知りませんが。

なんだか悔しいなあ。

あの分野でも、この分野でも最新情報は日本語で、という状況にならないかなあ、などと考えさせられた三日間でした。

一つの対処方法は、同時通訳が不要なくらい英語のリスニング能力を高めることです。あと、原書が読める程度に読解力をつけることです。こうすれば最新の情報を最新のままキャッチすることができます。

日本人の価値を高めるには、という視点で考えると、老若男女を問わず能力開発を進められるような活動に何らかの形で貢献するということでしょうか。

北欧の国々が教育改革を断行して十年かけて国民の能力開発に成功したように、結果が出るまでは時間がかかるでしょう。しかし、うまく機能すればボディブローのようにジワジワと(いい意味で)効いてくるはずです。

「何らかの形」の一つに整体を入れて良いと思っています。私が関わっている身体均整法はその一つに含めても良いものです。身体を変えることで心が変わる、脳の働きが変わる、ということです。

「からだには希望がある」(高岡英夫著、総合法令出版)という本がありますが、ダンサー整体を受けていただいて例えば甲が出たとか、ターンアウトが広がったとか、身体に望ましい変化が起きると、即座に心が晴れやかになり希望が沸いてくるという臨床例がいままでに何度もありました。

資源のない日本において、最大の資源は人であるととらえて、その人一人一人の能力が向上すればするほど、資源が豊富になると考えて、活動しているグループがあります。その一つが身体均整師会です。ちなみに私はそこで理事を務めさせていただいております。

興味がおありの方は身体均整師会のHPをご覧ください。

身体均整師会

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硬いハムストリングが痛い

今日の「ターンアウト&バレエボディ整体」のクライアントさんの症例です。

動かさなくてもハムストリングが痛くて、こわばったような感じがして、膝が伸びきらないとの訴えでした。

前屈をすると、太ももの裏側全体から、膝裏、ふくらはぎまでつっぱって痛いとのこと。

東洋医学の経絡に詳しい方なら、膀胱経の緊張かな、と見立てるかもしれません。

念のため膀胱経の話をすると、思い当たる症状があり、病院に行っていたとのこと。

最近流行りのアナトミートレインの後ろ側表層の筋肉の連なりを意識しつつ、うつ伏せになっていただき090705003 、手技にてゆるめることにしました。

途中経過の確認をかねて何度か前屈をしていただくと、今度はここがつっぱる、次はここ、と、次々につっぱる箇所が移動するわけですが、毎回少しずつ前屈が深くなりました。

次に横向きに寝ていただき、殿筋の緊張をゆるめました。090705005

そして、調整前後の比較。

090705001 090705002

ご本人もびっくりするほど深く前屈ができるようになりました。

私もびっくり。

五番ポジションに立ちやすくなり、二番のグランプリエもOKということで今日はおしまい。

次のレッスンでは踊りやすくなっていることを期待しつつ、お見送りいたしました。

(写真はご本人の了解を得て掲載しております。)

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