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奴隷のバレエ-その4

「よく、憧れの人に近づきたいとか、憧れの人のことをもっと知りたいとか、そういう風に考える人がいる。言い換えると、憧れの人あるいは成功者の考え方や価値観をコピーしようとしているのだ。そういう考え方の人は、成功本やDVDなどを次々と購入し、読んだり見たりする。コピーしようとしているのだ。だけど、一向に自分の中では変化が起こらず、次々と教材を探し回る。そんなことをしても無駄だ。他人のことを知ろうとする前に自分自身のことを知ろうとすべきだ。なぜならあなたはすでに必要十分な存在だからです。」

とは、知る人ぞ知る世界的実業家ピーター・セージ氏からさっき都内某所で聞いたこと。
これは、もう一人のピーター、二十世紀の知の巨人ピーター・ドラッカーがいうところの

「自らの強みに集中せよ」

に通ずる言葉だと思います。

「自らの強み」とは、絶え間ない内観によって得られるものです。自分自身を内観するには根本的に自己肯定感が養われていないとできません。自分のことを不十分な存在、否定される存在と思い込んでいるとしたら内観なんかする気になれませんから。

自己肯定感の始まりは、赤ちゃんが「おぎゃ~」と泣いたときに母親に笑顔で抱き上げてもらうところだと思います。泣いてもいい子、おしっこしてもいい子、うんちしてもいい子、よだれを垂らしてもいい子、寝返りができればいい子、はいはいすればいい子、タッチできればいい子、あんよが上手でいい子、転んでもいい子。要するに何してもいい子。

ところが、小学校に上がったころから雲行きが怪しくなってきます。気がつくと、あれもできない、これもできない、まだできない、まだやってる、など、子どもはありのままの自分ではいられなくなってきます。

学校に行けばいろいろな競争にさらされるので打ちのめされることがあるかと思います。そこへきて家に帰っても打ちのめされているとしたら自己肯定感は養われないでしょう。養われるとしたら、ありのままを肯定してくれる家庭ではないでしょうか。もちろん、しつけたり叱ったりすることはあると思いますが、程度の問題です。

子どもの「強み」とは得意なこと、つまり長所のことです。

アニメのヒーローなどは本やカードゲームで得意技が紹介されているのですぐにわかります。でも、子どもの得意技はどこにも紹介されていません。誰も教えてくれません。では、どうやって見つけるのでしょうか。

子どもの周りの人、つまり家族や教師や友達が見つけたり、あるいは本人が気づいたりすることがあるでしょう。それだけですか?

もっと積極的に作ってしまってはどうでしょう。見つけるのではなく、作るのです。親の仕事の一つとして。毎日作ってもいいと思います。

そういった日々の小さな行いが、得意→自己肯定感→強み→自己実現へとつながるのではないでしょうか。

「奴隷のバレエ」
(もしかしたら)つづく

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