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バレリーナの足に多い怪我、15例(解説付き)

バレリーナの足に多い怪我を15例選んで解説しました。
ダンサーとダンス教師向け。

Pointe1


・オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter Disease)
・シンスプリント/疲労骨折(Shin Sprints/Stress Fracture)
・足首の捻挫(Lateral Ankle Sprain)
・前側インピンジメント症候群(Anterior Impingement Syndrome)
・外脛骨(Os Tibiale Externum)
・外反母趾とバニオン(Hallux Valgus & Bunion)
・強直母趾(Hallux Rigidus)
・中足骨痛症(Metatarsalgia)
・ダンサー骨折(Dancer's Fracture)
・種子骨炎(Sesamoiditis)
・足底筋膜炎(Plantar Fasciitis)
・ばね趾/長母趾屈筋腱滑膜炎(Trigger Toe/FHL Tenosynovitis)
・三角骨(Pyramidal Bone)
・後側インピンジメント症候群(Posterior Impingement Syndrome)
・アキレス腱炎(Achilles Tendinitis)


【ダンサー向けの解説】

・オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter Disease)
膝下の骨(脛骨(けいこつ))が前方に隆起してくる異状です。ジャンプやプリエなどで大腿四頭筋に強く力を入れる動作を反復することで起こるとされています。骨が固まっていない(軟骨が残っている)成長期に起こりやすいです。レッスンのし過ぎか、四頭筋に力を入れすぎるクセが原因かも。


・シンスプリント/疲労骨折(Shin Sprints/Stress Fracture)
膝下の骨(脛骨(けいこつ))が足首をまたいでいる筋肉に繰り返し強く引っ張られることで起こる痛みとされています。レッスンのし過ぎか、足首のアライメントの崩れから筋肉に余分に力が入っていることが原因かも。ひどくなると疲労骨折になります。


・足首の捻挫(Lateral Ankle Sprain)
いわゆる「ねんざ」です。足首の外側を捻挫することが多いです。特にかま足気味になっていると、ルルベやフルポアントに立った時、あるいは着地の時、グキッと足首が外側に折れてしまいがちです。その衝撃で足首の外側の靭帯が傷んだ状態です。動けるからと無理して踊ってしまうと治りが遅く、再発しやすくなります。骨折より厄介という説もあります。


・前側インピンジメント症候群(Anterior Impingement Syndrome)
甲を伸ばした状態で立つと足首の前側に体重がかかります。また、深いプリエをした時は足首の前側が圧迫されます。足首の前側の柔らかい組織が強い圧迫や挟み込みを繰り返し受けたことが原因とされています。


・外脛骨(がいけいこつ、Os Tibiale Externum)
甲と内くるぶしの間に痛みがあるとこれかも。もともとバレエを踊っていない人も含めて、5人に1人くらいの割合で見つかる余分な骨。甲の骨(舟状骨(しゅうじょうこつ))の内側が繰り返し強く引っ張られることで一部が分離して痛くなったり、捻挫をキッカケに痛み出したりする。扁平足の人に多いとか。大人になってから痛み出すこともある。


・外反母趾とバニオン(Hallux Valgus & Bunion)
有名な外反母趾は、足の横アーチの低下と履物で締め付けられることが原因で、親指が小趾の方へ曲がった状態。初期なら治りやすいが重症になると治らないとされている。痛みがある場合とない場合がある。アライメントが崩れるので軸脚での立ちにくさをともなう。
バニオンは、親趾の付け根が腫れたもの。


・強剛母趾(Hallux Rigidus)
母趾をフレックスにすると母趾の付け根の関節が痛くなります。ルルベのとき、母趾の付け根が痛くなってきたら要注意。レッスンのし過ぎなどで、ここの関節の軟骨にキズができるとことが原因になる。ひどくなると手術が必要。強直母趾と呼ぶことあり。


・中足骨痛症(Metatarsalgia)
甲の辺りに感じる痛みの総称。


・ダンサー骨折(Dancer's Fracture)
第5中足骨の甲に近い部分の骨折。この部分に強いねじりや圧迫が加わると折れやすい。ジャンプの着地でグキッとやると危険です。カマ足のフルポアントも危ないかも。


・種子骨炎(Sesamoiditis)
ルルベで立ったとき、母趾の付け根辺りで、体重を受けている部分に豆状の骨(種子骨)があります。そこに体重が集中してかかることで痛み出したもの。圧迫を和らげるインソールなどを当てると、楽になるかも。痛みが取れないときは、種子骨を手術で取ってしまうことあり。


・足底筋膜炎(Plantar Fasciitis)
足裏の踵よりの痛み。足底を覆っている帯状の組織に強い負担がかかると、わずかに損傷を受けます。それを繰り返しているうちに段々ひどくなって、炎症を起こして痛くなる。アキレス腱が硬かったり、シューズが足に合っていなかったりするのも原因になる。ひどくなると注射や装具を付けることになる。


・ばね趾/長母趾屈筋腱滑膜炎(Trigger Toe/FHL Tenosynovitis)
母趾の腱と腱鞘のサイズが合わなくなり、引っかかるようになって痛み出す。母趾の屈伸をすると弾けるような音がしたり、痛みを感じる。この部分に繰り返し負担がかかり過ぎて、腱が腫れたり、腱鞘炎になったりするのが原因。注射で改善しない場合は、手術をすることあり。


・三角骨(Pyramidal Bone)
踵の後ろ側、足首の関節辺りにある余分な小さな骨です。ルルベやフルポアントに立ったとき、この骨がはさみ込まれると痛みが出たり、引っかかって動きが止まったりします。甲が出にくい状態です。ただし、この骨があっても何の症状もないというケースもあります。手術して摘出しても動きがまったく改善しない場合もあります。この骨はアライメントの悪さが原因でできることもあると言われています。


・後側インピンジメント症候群(Posterior Impingement Syndrome)
足首の後ろ側が圧迫されて、骨や靭帯、滑膜などがはさまれて痛みを感じたり、動きが制限されたりします。そう、レッスンのし過ぎやアライメントの悪さが疑われます。慢性化すると手術することもあります。


・アキレス腱炎(Achilles Tendinitis)
運動のし過ぎでアキレス腱に起こる炎症のこと。痛み、腫れ、赤み、ゴロゴロ感などを感じる。激しいポワントワークやジャンプは要注意。足のアライメントが崩れていることでもなりやすくなる。基本的にレッスンを休んでアキレス腱を休息させると改善する。ガマンして踊り続けているとアキレス腱断裂の危険性も出てくる。



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