カテゴリー「からだ作り」の7件の記事

【バレエ教師、マルチタスクの功罪】

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運動前のストレッチについて先日Facebookでシェアした投稿が、いつになく反響を呼んているようです。

この「レッスン前のストレッチはよくないよ」というメッセージはこれまでも何度となく、投稿してきていたのですが、今回は多くの方の興味を引いたようです。

バレエ界では常識中の常識として、長年にわたって浸透してきていたものだけに、そう簡単には切り替えられないというケースが有ることは十分に推測できます。

バレエ界の外に目をやると、例えばスポーツの世界ではこの「新常識」はもう何年も前から浸透しているように思います。

ここに原因の一つが垣間見られます。

例えば、オリンピック選手では「チーム○○(○○には選手名が入ります)」とか、よく聞きますよね。

あれは、複数のコーチやトレーナー等、その道のスペシャリストが協力して選手のパフォーマンスを最大限に引き出そうとしているわけですね。

まずはその競技の技術を教えるコーチ。
その他に、フィジカルトレーナーや管理栄養士、メンタルトレーナーなどがそれぞれの側面から専門的なアプローチをします。

各コーチは、当然その道のプロですから最新の専門知識に一般の人より早くアクセスし、現場で活用します。

ストレッチ後にパフォーマンスが下がるという研究報告は以前からなされているので、それを知っているトレーナーはトレーニングの前に十分なストレッチは「しないように」指導します。ましてや、ウォーミングアップとしてストレッチさせるなど言語道断です。

選手やその種目のコーチからすると当初非常識に思われることであっても、従ってみるとパフォーマンスが上がる、という経験ができれば「どうやら本当らしい」と違和感がなくなり、非常識が新常識として受け入れられるようになります。

では、バレエ界ではどうでしょう?

日常のバレエレッスンに、複数のトレーナーが関わったり、管理栄養士がついたりしているでしょうか?

たぶんその可能性は低いでしょう。ゼロとは言いませんが。
少なくとも一般的ではない。

もちろん、中には先生本人が技術指導し、体作りの指導をし、栄養やメンタルのアドバイスもする。良く言えばマルチタスクで頑張っているケースも有るかもしれません。

では、そういう先生が、その道のプロと同様に最新情報が吸収できているでしょうか?

つまり、各分野の英語の論文を読み、生徒や自分の体を使って検証し、今までの常識や当たり前と思われていた指導内容を取捨選択して改善を加え続ける。

なかなかハードルが高いですね。ゼロとは言いませんよ。
なので、結果として、一度浸透した常識はそう簡単にはひっくり返らない。

その結果何が起こるか?

生徒さんが上達のチャンスを(そうとは知らずに)失っているのです。

・本当はもっと上手になれてたかもしれない。
・本当はケガをしなくて済んでたかもしれない。
・本当はもっとバレエを満喫できてたかもしれない。などなど。

でも、比較しようがないので、言い切ることは出来ませんよ。
あくまでも可能性の話。

それってやだなと思ったらどうしたらいいのでしょう?

長くなるのでその答えは、日を改めて書きます。

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カマ足はいけない?

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バレエスタジオDancingFUNの長岐です。

「カマ足っ!」

と注意したり、されたりという場面にバレエのレッスンではよく出くわしますね。

カマ足は何が何でもダメなもの。
どんなに直そうとしてもちょっと気を許したスキにすぐに戻ってしまうもの。

そんなことを繰り返していると

「私ってバレエ向きじゃない(>_<)」

と、自信喪失してしまいそう...

でも、ものは考えよう。
すぐにカマ足になってしまう、気を許したスキにカマ足になってしまうとすると、逆のことも言えるはず。つまり、

足はそもそもカマ足になりたがっている。
足にとってカマ足は自然なもの。

と考えることも出来るはず。
解剖学的に足の構造を調べると、実は...

後者が正解。

フレックスからポイントへつま先を倒していく時、
足首のあたりで骨がまわりますね。

まわる、つまり回転するということは、軸の周りを骨が回っているわけです。
もしこの軸が、真横を向いていたら真っ直ぐポイント出来るわけですが、実は少し斜めを向いています。

なので、この軸にそって足を回転させるとつま先は内側に入ってきてしまうのです。

ということは、やはり、

「カマ足って自然<( ̄^ ̄)>」

が正解。

「良かった良かった(^^)v」

良くないって!
バレエでは、タブーですから。

ここで注目したいのは、
関節の回転軸は真横とか前後とか、
分かりやすい方向を向いているのではなくて、
ある意味中途半端な方向を向いています。

だから、ある方向に動かそうとしても、必ずと言っていいほど別な動きが混ざってきます。

つま先をまっすぐに伸ばそうとしているのに、内側を向いてきてしまうとかが、それ。

もちろん、これは足に限りません。
膝も背骨もです。
要するに全関節です。

「背骨も?」

と思った方、実験してみてください。

1) 椅子に座って上体を「腰」から左に倒します(坐骨は浮かさないように)。
2) 倒れるに従い、腰が少し捻れたくなっていませんか?

分からない方は、

3) 1をしながら上体を腰から「右」に少し捻ってみてください。

上体をまっすぐに起こして、今度は

4) 1をしながら上体を腰から「左」に少し捻ってみてください。

3と4で捻じりやすさに差がなかったですか?
恐らく、差が感じられたと思います。

これが背骨でも動きが混ざっていることの証です。

さらに探究心の強い方は、胸郭でも同様に3と4を比較してみてください。それを腰と比べると面白い結果に気がつくと思います。

これで確認できるように、背骨は何処の部位でも横に倒せば必ず捻じれが加わります。

逆に言うと、背骨に何か問題が生じると必ず捻れに現れます。
なので、背骨の捻れは健康のバロメーターと呼ばれることがあります。

踊りとの関係で言うと、
踊りにくさがあれば、背骨も捻じりにくくなっていると言うことです。

ということは、
背骨を捻じりやすくしておくことが踊りやすさを高め維持するための秘訣でもあるんです。

今後ストレッチなどをする際の参考にさなってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

●追伸1
ここに来ると体で円を描いたり捻ったりがリアルに体験できます。
http://ameblo.jp/21st-century-ballet/entry-11926636658.html

●追伸2
現役プロバレリーナのあの方に、さまざまな学びをバレエの実力アップに生かす秘訣を、動画で解説していただけることになりました。ストレッチのこと、筋トレのこと、呼吸のこと、姿勢のこと、などなど。1動画1テーマで見やすく短めに解説していただけます。目標動画30本。メンバー限定で閲覧可能です。ただし、Facebookアカウントをお持ちの方に限ります。ただいま参加者募集中。下記リンクからどうぞ。
https://www.facebook.com/groups/447134818758577/

●追伸3
アダージオ初級(男性とのデュエット) 参加者募集中
http://ameblo.jp/21st-century-ballet/entry-11915854970.html

●追伸4
もうバレエを諦めようか...いいえ。
大人から始めても憧れの作品・プロの男性ダンサーとPDDの舞台へ

●追伸5
わずか1年でバレエ留学、塾不要で成績上位。中2男子の母親がヒケツを公開
http://ameblo.jp/21st-century-ballet/entry-11926539366.html

●追伸6
あなたのターンアウトスイッチの見つけ方が分かります。電子書籍期間限定発売中。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/29720945/tutoslwor03.pdf


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【すべての筋肉は▲▲である】

バレエのレッスンを受けていて、踊りにくさを感じることって、よくあると思います。

足が上がりにくいとか、甲が出にくいとか、膝が伸びにくいとか、足裏が弱いとか、引き上げができないとか、肩が上がるとか、ターンアウトができないとか、、、

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ところで、こういう踊りにくさってどこから来るのでしょうか?

一概に答えることはできませんが、可能性として高いのは筋肉の硬さですね。※

例えば、ハムストリングスが硬いと脚を前から高く上げようとした時に、それがブレーキになってしまいます。

少し一般化して言うと、動かしにくさの原因は、ブレーキにあるとも言えます。

その一方で、ハムストリングスに硬さはなくても、脚を前から高く上げようとした時に、いまいち上がらないということがあります。これはアクセルが弱いことが原因です。

つまり、身体のどこかに動かしにくさを感じたら、その動きに関するアクセルかブレーキを疑うことで、原因を見つけやすくなります。

ところで、解剖学の本を開くと、筋肉が三種類あると書かれています。ご存じの方も多いかと思います。

・平滑筋
・心筋
・骨格筋

ですね。

平滑筋とは内臓(胃、小腸、大腸、血管など)の筋肉のこと。心筋とは心臓の筋肉のこと。骨格筋とは、骨に付いている筋肉のこと。

これと関連して、2つに分けて書く場合もあります。

・随意筋
・不随意筋

上の三種類と併せて書くと次のようになります。

・平滑筋(不随意筋)
・心筋(不随意筋)
・骨格筋(随意筋)

「当たり前じゃん!」

と怒られそう。

確かに、

「今から胃を三回縮めよう」

としてもできないですね。

「今から心臓を30秒止めます」

なんてことはできないですね。

意志に従わない筋肉だから不随意筋。

ごもっともです。

では、骨格筋はどうでしょう。

「今からプリエをします。」

「今からアームスを上に上げます」

「グランバットマンで大きく脚を振り上げます」

すべて思い通り出来ますね。だから随意筋。

当たり前じゃん。

しか~し。

ここで思考を止めてしまってはダンスの実力もそこまで。

「???」

たとえば、肩こり。

肩がこるとマッサージを受けに行ったりしますよね。

店員「お客さん、肩こってますね~ガチガチですよ!」

お客「そうなんですよ~、特に右がひどくて。マウスの使いすぎですかね~?」

店員「パソコン仕事は大変ですよね~。ず~っと同じ姿勢で作業しますからね。肩の筋肉にも負担がかかるんですよね。」

ここまではよくある話。ここから先は普通はない話。(^_^;)

店員「ここに解剖学の本があるんですけど、ちょっとここ見てもらえますか?」

お客「どれどれ?」

店員「骨格筋は随意筋って書いてあるんですよ。」

お客「随意筋って、何ですか?」

店員「自分の意志に従って力を入れたり緩めたりできる筋肉って言うことですよ。(^^)」

あ客「へぇ~、じゃあこの肩の筋肉も自分で緩められるってことですね?」

店員「そういうことになりますね(^^)」

お客「え~っ!?緩まないですよ(>_<)」

店員「それはおかしいですね(?_?) 随意筋のはずなんですが(^^ゞ」

お客「そもそも自分の意志で力入れてないし、、、」

店員「自分の意志と関係なく力が入っているわけですよね?」

お客「そうです。不随意的に力が入っているみたいです。」

店員「本には随意筋と書いてあるんですけどね...おかしいですね!?」

お客「自分の意志に従って緩まないんだから、随意筋じゃないですよね。それに、本当に随意的に緩むなら店員さん仕事なくなっちゃいますよ。ハハハ(^_^;)」

店員「そうですよね。骨格筋が随意筋じゃないから、我々の仕事がお役に立てているんですよね。(^_^)v」

もうお分かりですね。

この会話の結論を最初の分類に当てはめると、次のようになります。

・平滑筋(不随意筋)
・心筋(不随意筋)
・骨格筋(不随意筋)

「あれ!?全部不随意筋だ。φ(..)」

そう。

「すべての筋肉は不随意筋である。」

これが結論です。

「はて? では、なぜ解剖学の本では、骨格筋は随意筋になっているのでしょう(?_?)」

それは、

「随意的に動かすこともできる。」

というオマケのような特典を前面に出して書いてしまったから。ある意味、誇大広告。

もう一度整理すると、

「すべての筋肉は不随意筋である。ただし、骨格筋は随意的に動かすこともできる。」

となります。

この気付きをバレエの上達にどう活かすか?

それによって、上達のアプローチは全然違ったものとなります。たとえば、「ストレッチや筋トレなんかやっている場合じゃない」となってもおかしくないし、上達のスピードも、実力の最高到達点も違ったものになります。

その具体的なアプローチは、ここでは長くなるので、別の機会に譲ります。

 

 

※具体的な数字は下記の本をご覧下さい。

関節可動域制限―病態の理解と治療の考え方

 

 

■追伸

このままレッスン漬けになっても限界が、、、(^_^;)

と思ったら♪(´ε` )

http://ow.ly/jAwf8

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【すべての筋肉は●●である】

 
バレエを踊っていて、足が上がらないとか、力が入らないとか、何かしら踊りにくさを感じることがあるかと思います。
 
 
それが、たまたまその日だけのことなら、あまり気にはならないかもしれませんが、いつものことだとすると、そうは行きませんね。
 
 
普通、筋トレかストレッチなどして解決しようと考えますよね。
 
 
問題は、そこにあります。
 
 
そのとき、ほとんど無意識的に筋肉の性質を考慮して、「どうしようか」と考えると思います。
 
 
「筋肉ってこういう性質があるから、こういう風にしよう」
 
 
といったようなもの。
 
 
では、その筋肉の性質を、あなたはどうやって習得したでのしょうか?
 
 
本で学んだとか、経験則で見えてきたとか。
 
 
きっと人によってさまざまでしょう。
 
 
学校で学んだというケースもあるでしょう。
 
 
なぜこんな質問したかというと、この筋肉の性質をどう理解しているかによって、解決策がまったく違ってくるからです。
 
 
同じ踊りにくさに対して、ある人はAといい、ある人はBという。
 
 
その両方を聞いてしまったら、
 
 
「どっちが本当なの!?」
 
 
と叫びたくなるでしょう。
 
 
実際、Aは有効、Bは無効となるくらい、大きな違いになることがあります。
 
 
もし、Bしか知らなければ、そのままBを続けることになるでしょう。
 
 
なんて時間がもったいない。
 
 
そこで、時間を無駄にせず、スムーズに踊りやすい体を手に入れていただくための質問。
 
 
  「すべての筋肉は●●である」
 
 
この「●●」に、あなたならどんな言葉を入れますか?
 
 
ここにある言葉を入れることによって、無駄が減ります。
 
早く上達します。より高いレベルに到達出来ます。きっと。。。
 
 
当方の回答は、次回。
 
 
 
■追伸
あなたがバレリーナで解剖学に興味があるなら「解剖学」は学ばないほうが良い、かもしれません。
なぜなら、
さんざん学んだ挙句、
 
「結局どうすればいいの!?」
 
と一歩も前進していないことにイライラすることになるかもしれないから。
 
米イデオキネシスの権威アイリーン・ダウ女史は、
 
「頭で覚えた知識は使いものにならない」
 
と言っています。
 
「それでも体のことは知らないよりは知っていた方がいいに決まってる。」
 
ごもっともです。
 
ただし、、、

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「ターンアウト整体®」が受けやすくなりました

バレエスタジオDancingFUNの長岐です。

なかなか希望の時間に予約がとれないと、ご不便をお掛けすることが多かった「ターンアウト整体®」ですが、今後は、都内でも受けられることになりました。

当スタジオは、渋谷から山手線の外へ向かって急行で約20分。たまプラーザにあります。

今回ご紹介する場所は、渋谷から山手線の内へ向かって約20分。三越前にあります。

きっとこれで

「通いやすくなった!」

という方がいらっしゃいますよね。

(そうじゃない方ごめんなさい。m(_ _)m)

勤め先が近かったり、自宅が近かったりで。

場所は、

三越前駅より徒歩3分。

施術を担当するのは、現役のダンス教師でもあり、からだ作りのプロでもあるこの方です。

↓↓↓↓↓↓

……★☆………………………………………

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安西千紗(やすにし ちさ)
ターンアウト整体師
ダンス、ヨガ、ピラティスインストラクター
タイマッサージセラピスト

16歳からダンスに出会い、夢中になって踊っていました。

毎日毎日ダンスのことばかり考え、学校の放課後も一人で練習する日々。

発表会にも出れるようになり、益々踊ることが楽しくなっていくと

もっと技術の向上を目指すように。

その時、ダンスの先生から

「本気でダンスやりたいならバレエを習いなさい」

と言われ、バーレッスンを始めることに。

元々股関節が開きにくく5番ポジションもほとんど足が縦になってしまう私には

バレエは苦痛以外の何物でもなく・・。

それでも、1年ぐらいバーレッスンを続けていると、やはり体幹が安定してきて

踊りやすくなり、ひとつひとつのポーズのはまり方も格段に良くなってきました。

が、ターンアウトができない悩みは一向に解消できず・・・。

足を上げたくても上がらない、外腿ばかりに力が入って足はどんどん太くなる・・。

おまけに腰や膝も痛めてしまい、まさしく満身創痍な状態。

踊り向いてない身体なんだな・・と絶望していたところで、

ピラティスに出会い、インナーマッスルを使い、身体の外側の力を抜いて

踊ることを覚えてから、ケガも良くなりまた少し上昇気流。

それでも股関節の開き具合は相変わらずな日々・・。

仕事が忙しくなり、3年ほどブランクがあった後、

もう一度ちゃんと踊りたくなって、身体づくりのために始めたのがヨガ。

ピラティスで作ったインナーマッスルとヨガのポーズを組み合わせる

ことで、柔軟性もアップし、ケガなく踊りができる身体に近づいていき、いい感じでルンルン♪

でも、股関節の開き具合だけは少し改善ぐらい・・・。

一体どうしたらいいのだ~、と頭を悩ませていた時に、バレエピラティスと運命の出会い。

股関節をターンアウトするには、どの筋肉を使い、どの筋肉を休ませ、

骨盤をどの位置に置き、どの方向に膝を曲げればいいのか、などが細かくわかるようになり、

目からうろこ。

ここから私の股関節の開き具合はかなり改善の方向へ。

でも、まだもう一段階、私の股関節は開くのでは、という思いが拭い取れず、

いろいろ探した結果たどり着いたのがこの

「ターンアウト整体®」

なのでありました!!

興味津々で施術を受けてみると・・・。

えーーーすごい!!  めっちゃ動きやすい!!!

この感覚を何年求め続けていたか・・・。

その後、意気揚々とバレエのレッスンへ。

かつてないほど、5番ポジションのおさまりが良く、パッセの位置もバシッとはまり、

バットマンが上げやすいーーー!!

嬉しすぎて嬉しすぎて、この感動をもっとたくさんの人に届けたい!!

と強く思うようになり・・

そして、ターンアウト整体師への道を志し、現在に至るのでありました。

みなさまも、私と同じ感動、ぜひ味わってみませんか?

今まで知らなかった自分の可能性に出会えるかもしれませんよ^^

……★☆………………………………………

最新情報やターンアウト整体® の詳細については、下記ブログにてご案内しています。ぜひご覧ください。m(_ _)m

■ブログ■
ターンアウト整体師、安西千紗が書く、からだのこと日々のこと
『今日の心のひとしずく』
http://ameblo.jp/chisarunba

ただいま

「ターンアウト整体®、スタートキャンペーン実施中」

お得に受けられる今のうちに、ぜひご利用下さい。m(_ _)m

 

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発行責任者:長岐ひろゆき
バレエスタジオ DancingFUN
 小さな教室でも最高のバレエ教育を
225-0002 横浜市青葉区美しが丘4-1-21-2F
Tel/Fax:045-902-2556
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※こちらもお役に立てるかも知れません。
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Pkg_2
『DancingFUN 新・バレエ上達練習法』教材

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バレリーナの足に多い怪我、15例(解説付き)

バレリーナの足に多い怪我を15例選んで解説しました。
ダンサーとダンス教師向け。

Pointe1


・オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter Disease)
・シンスプリント/疲労骨折(Shin Sprints/Stress Fracture)
・足首の捻挫(Lateral Ankle Sprain)
・前側インピンジメント症候群(Anterior Impingement Syndrome)
・外脛骨(Os Tibiale Externum)
・外反母趾とバニオン(Hallux Valgus & Bunion)
・強直母趾(Hallux Rigidus)
・中足骨痛症(Metatarsalgia)
・ダンサー骨折(Dancer's Fracture)
・種子骨炎(Sesamoiditis)
・足底筋膜炎(Plantar Fasciitis)
・ばね趾/長母趾屈筋腱滑膜炎(Trigger Toe/FHL Tenosynovitis)
・三角骨(Pyramidal Bone)
・後側インピンジメント症候群(Posterior Impingement Syndrome)
・アキレス腱炎(Achilles Tendinitis)


【ダンサー向けの解説】

・オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter Disease)
膝下の骨(脛骨(けいこつ))が前方に隆起してくる異状です。ジャンプやプリエなどで大腿四頭筋に強く力を入れる動作を反復することで起こるとされています。骨が固まっていない(軟骨が残っている)成長期に起こりやすいです。レッスンのし過ぎか、四頭筋に力を入れすぎるクセが原因かも。


・シンスプリント/疲労骨折(Shin Sprints/Stress Fracture)
膝下の骨(脛骨(けいこつ))が足首をまたいでいる筋肉に繰り返し強く引っ張られることで起こる痛みとされています。レッスンのし過ぎか、足首のアライメントの崩れから筋肉に余分に力が入っていることが原因かも。ひどくなると疲労骨折になります。


・足首の捻挫(Lateral Ankle Sprain)
いわゆる「ねんざ」です。足首の外側を捻挫することが多いです。特にかま足気味になっていると、ルルベやフルポアントに立った時、あるいは着地の時、グキッと足首が外側に折れてしまいがちです。その衝撃で足首の外側の靭帯が傷んだ状態です。動けるからと無理して踊ってしまうと治りが遅く、再発しやすくなります。骨折より厄介という説もあります。


・前側インピンジメント症候群(Anterior Impingement Syndrome)
甲を伸ばした状態で立つと足首の前側に体重がかかります。また、深いプリエをした時は足首の前側が圧迫されます。足首の前側の柔らかい組織が強い圧迫や挟み込みを繰り返し受けたことが原因とされています。


・外脛骨(がいけいこつ、Os Tibiale Externum)
甲と内くるぶしの間に痛みがあるとこれかも。もともとバレエを踊っていない人も含めて、5人に1人くらいの割合で見つかる余分な骨。甲の骨(舟状骨(しゅうじょうこつ))の内側が繰り返し強く引っ張られることで一部が分離して痛くなったり、捻挫をキッカケに痛み出したりする。扁平足の人に多いとか。大人になってから痛み出すこともある。


・外反母趾とバニオン(Hallux Valgus & Bunion)
有名な外反母趾は、足の横アーチの低下と履物で締め付けられることが原因で、親指が小趾の方へ曲がった状態。初期なら治りやすいが重症になると治らないとされている。痛みがある場合とない場合がある。アライメントが崩れるので軸脚での立ちにくさをともなう。
バニオンは、親趾の付け根が腫れたもの。


・強剛母趾(Hallux Rigidus)
母趾をフレックスにすると母趾の付け根の関節が痛くなります。ルルベのとき、母趾の付け根が痛くなってきたら要注意。レッスンのし過ぎなどで、ここの関節の軟骨にキズができるとことが原因になる。ひどくなると手術が必要。強直母趾と呼ぶことあり。


・中足骨痛症(Metatarsalgia)
甲の辺りに感じる痛みの総称。


・ダンサー骨折(Dancer's Fracture)
第5中足骨の甲に近い部分の骨折。この部分に強いねじりや圧迫が加わると折れやすい。ジャンプの着地でグキッとやると危険です。カマ足のフルポアントも危ないかも。


・種子骨炎(Sesamoiditis)
ルルベで立ったとき、母趾の付け根辺りで、体重を受けている部分に豆状の骨(種子骨)があります。そこに体重が集中してかかることで痛み出したもの。圧迫を和らげるインソールなどを当てると、楽になるかも。痛みが取れないときは、種子骨を手術で取ってしまうことあり。


・足底筋膜炎(Plantar Fasciitis)
足裏の踵よりの痛み。足底を覆っている帯状の組織に強い負担がかかると、わずかに損傷を受けます。それを繰り返しているうちに段々ひどくなって、炎症を起こして痛くなる。アキレス腱が硬かったり、シューズが足に合っていなかったりするのも原因になる。ひどくなると注射や装具を付けることになる。


・ばね趾/長母趾屈筋腱滑膜炎(Trigger Toe/FHL Tenosynovitis)
母趾の腱と腱鞘のサイズが合わなくなり、引っかかるようになって痛み出す。母趾の屈伸をすると弾けるような音がしたり、痛みを感じる。この部分に繰り返し負担がかかり過ぎて、腱が腫れたり、腱鞘炎になったりするのが原因。注射で改善しない場合は、手術をすることあり。


・三角骨(Pyramidal Bone)
踵の後ろ側、足首の関節辺りにある余分な小さな骨です。ルルベやフルポアントに立ったとき、この骨がはさみ込まれると痛みが出たり、引っかかって動きが止まったりします。甲が出にくい状態です。ただし、この骨があっても何の症状もないというケースもあります。手術して摘出しても動きがまったく改善しない場合もあります。この骨はアライメントの悪さが原因でできることもあると言われています。


・後側インピンジメント症候群(Posterior Impingement Syndrome)
足首の後ろ側が圧迫されて、骨や靭帯、滑膜などがはさまれて痛みを感じたり、動きが制限されたりします。そう、レッスンのし過ぎやアライメントの悪さが疑われます。慢性化すると手術することもあります。


・アキレス腱炎(Achilles Tendinitis)
運動のし過ぎでアキレス腱に起こる炎症のこと。痛み、腫れ、赤み、ゴロゴロ感などを感じる。激しいポワントワークやジャンプは要注意。足のアライメントが崩れていることでもなりやすくなる。基本的にレッスンを休んでアキレス腱を休息させると改善する。ガマンして踊り続けているとアキレス腱断裂の危険性も出てくる。



下記セミナーの資料です。
「新発見!ターンアウトの徹底解剖(理論編・実技編・現場編)」

制作 踊りやすいからだ~心・技・体の交差点『ターンアウト』

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からだ作りは自分流で、のすすめ

よく

「からだ作りには何をやったらいいですか?」

といった質問を受けます。

こういった質問には、お決まりの答えはしないことにしています。

なぜかというと、いくつか理由があるのですが、まず何をやったらいいかは人によって異なるから。

先程、吉田都さん流のヘルスケアについての記事を見つけました。

http://www.artists-care.com/practice/024.html

この記事を読むと、吉田さんは、ピラティスを取り入れていらっしゃるとのことです(有名な話ですが)。

こういった記事を読むと

「ピラティスがいいのかな?」

と自然に思いますよね。

で、実際ピラティスはいいものだと思います。

でも、人によっては、

キツすぎる、とか
軽すぎる、とか
呼吸が難しい、とか
器具がないし、とか
正しくできているのかわからない、とか

何だかんだと気になるところが出てくることがあるかもしれません。

そうなってくると、継続が難しくなってきますね。

すると、

「他に何かないかな?」

と次に目が移ります。

これの繰り返し。

からだ作りで大事なのは、何をやるかではなくて

「どうやるか?」

という意識を持つことです。

「どうやるか?」

という問題意識があれば、

当然、創意工夫をします。

創意工夫を繰り返すと、受け売りで始めてあれこれ気になっていた状況から、より自分にあったやり方に近づいていくことができます。

そこに自分なりのやり方が生まれます。

つまり、自分流。

でも、創意工夫を繰り返すには、自分の体に何が起きているのかを感じ取れる研ぎ澄まされた感覚や、ピラティスならピラティスについての知識、そして、体についての知識(解剖学、生理学など)がある必要があります。

それらがなければ創意工夫ではなくて、デタラメになってしまうでしょう。

自分流に磨きをかけるには、感覚と知識を駆使した創意工夫が必要ということになります。

感覚を研ぎ澄まし、知識を増やし、どうぞからだ作りを成功させてくださいね。

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